清峰堂(石川県能美市)は、ステム(脚)が折れるなどして廃棄されるはずだったワイングラスやシャンパーニュグラスを、九谷焼のジョイントパーツで再生する新商品「リペアグラス」を2026年1月14日に発売します。価格は税込1万4300円からで、オンラインストアなどで扱います。

同社は九谷焼と国内手づくり吹き硝子を組み合わせた「九谷和グラス」を20年以上展開しており、修理依頼の中で「口当たりが気に入っているので再利用したい」といった声が開発の契機になったとしています。壊れたグラスのボウル(器部分)を活用し、九谷焼製のパーツを介してボウルと新たなステムを接合する方式です。

接合には「九谷和グラス」で培った技術を応用し、接合部の強度を高めて折れにくさにつなげると説明します。同技術は2006年度グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)で評価された経緯があります。さらにジョイントパーツの絵付けは職人が手作業で行い、絵柄は25種類以上とし、組み合わせによって一点物の意匠になる点も特徴です。取り組み自体は「いしかわエコデザイン賞2022 資源循環賞」を受賞しています。

今後は、伝統工芸の装飾性と資源循環の両立を軸に、再生対象となるグラスの種類拡大や販路の広がりが注目されます。
【商品情報】
商品名:リペアグラス
発売日:2026年1月14日
価格:14,300円(税込)〜(素材・形状・絵柄で変動)
販売:清峰堂本社、清峰堂オンラインストア
商品URL:https://seihou-do.shop/view/category/repair-glass

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